HOME > ケンチク > 縁側の家

ケンチク

< 日だまりの家  |  一覧へ戻る  |  バルコニーの家 >

縁側の家


所在地 大阪府
構造 木造2階建
敷地面積 144.26㎡
延床面積 67.90㎡
施工 岸和田スタジオ
竣工 2009年
写真 冨田 英次

コメント

交通量の多い幹線道路沿い
縁側と庭
風の流れ
屋根のデザイン
一体的な室内空間

交通量の多い、幹線道路沿いの旧家の建ち並ぶ一角。
その一角に、LDKを中心に暮しが展開できる空間を増築。
1階にはLDK・水廻りを配置し、2階はフルオープンな室を配置。
1・2階とも一体的な空間となり、その空間を包む勾配天井がそのまま屋根となる。
勾配天井の1階足元と2階天井に窓を設置し、西風上下からの流れを配慮し勾配を検討。
建物東・南は取り囲まれているため、西・北廻りに芝生の庭・縁側を設け、どこからでも
出入りできると同時に、LDKと庭・縁側との一体的な繋がりができた。
また交通量の多い幹線道路沿いのために視線と音を考慮し、
外構にてコンクリート打ち放しと和紙を挟み込んだ合わせガラスの塀を設置。
道路から見ると塀の上部から屋根しか見えず、違和感なく溶け込んでいる。
空間を取り囲む「縁側」「大屋根」により、
ゆっくりとしたスマイが展開するケンチクが完成。

< 日だまりの家  |  一覧へ戻る  |  バルコニーの家 >

このページのトップへ